定例会

【FCAJ 2016第11回MTG報告】研究報告「目的工学」および2016年度の振返り

2月17日、第11回ミーティングでは、研究/リサーチ報告と2016年度の活動の振り返りを行いました。会場は、富士ゼロックスKDIスタジオです。富士ゼロックスは2007年1月に知識創造のための専用スペースとして港区六本木のオフィス内にフューチャーセンターをオープンさせており、FCの老舗と言えます。

【第11回定例ミーティング概要】

・テーマ; 研究報告「目的工学」および2016年度の振返り
・プログラムオーナー; FCAJ事務局
・プログラム(抜粋);

第一部 研究報告

①「目的工学」について

まずはじめに、「目的工学とイノベーションとフューチャーセンターの関係」について、FCAJ代表理事 紺野登より説明。イノベーション創出には、スジの良い明確で強い駆動目標が必要との見解が示されました。

つづいて、今年度の研究報告として、FCAJ「目的工学研究所」分科会 データ・ケーキベーカ株式会社 唐澤英安氏より、“目的工学をひもとく”として、「イノベーション・マネジメント技術の視点から」と題したプレゼンテーション。更に5月のFCAJ定例ミーティングのワークショップ結果をもとに連環データ分析を介した駆動目標抽出の試みについてもご報告いただきました。

②ミニワークショップ

目的工学の方法論を試すために、各テーブルでグループワークを行い、小目的・中目的(=駆動目標)・大目的を創り、グループ発表。ファシリテーションは、株式会社クレアン 安藤正行氏です。このワークショップで得られたデータは、FCAJ「目的工学研究所」分科会の研究資材となり、引き続き研究が進められます。

③2016年度定量調査結果速報の報告

FCAJ運営委員 むこえ分析室 向江美緒よりご報告。

今回の調査は2014年度から続く3回目の定点調査で、(1) イノベーションの実態と阻害要因の把握、(2) ワークスタイル変革の実態把握、(3) FCの浸透状況を主な目的としています。調査結果では、自社単独のイノベーションに取り組んでいる企業は4割弱、オープンイノベーションやソーシャルイノベーションへの取り組みは25%前後で、企業規模が大きいほどイノベーションに取り組んでいる、といったことを速報として報告しました。

第二部 2016年度の振り返り

①全体報告

FCAJ理事で事務局長の村田博信より、(1) FCAJ一般社団法人化に伴う活動趣旨や目的の再確認と参加メンバーについて (2) 2016年度の定例ミーティング、オプションプログラム、官民FCなどの活動報告 (3) 2017年度の活動計画について ご報告しました。

②メンバー企業からの活動報告

・「LINK OF LIFE エイジングは未来だ 展」 株式会社資生堂 石井美加氏

・「Future Center Challenge 2016」 富士ゼロックス株式会社 久保田弥生氏、纐纈綾野氏

・最近のFC/LLへの取り組み報告 福岡地域戦略推進協議会 原口唯氏

・「京都工芸繊維大学NEO(新世代ワークプレイス研究センター)」リビングラボの紹介

すべてのメンバー企業にご報告いただくには時間が足りませんでしたが、FCAJをプラットフォームとしたメンバー企業や官・学とのコラボレーションが膨らんでいます。次年度は更にコラボレーションが活発化し、また加速もつくことでしょう。

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FCAJ事務局 向江美緒