定例会

【FCAJシンポジウム報告】ビックピクチャー・イノベーション~大規模イノベーションの時代と日本の役割と方向~

3月3日、恒例となったFCAJセミオープンイベント「2017FCAJシンポジウム」がコクヨSHIPPで開催されました。このシンポジウムは通常のFCAJ定例ミーティングとは異なり、FCAJメンバーではない企業・団体(要メンバーからの紹介)も参加OKのセミオープンイベントで、今年で3回目となります。

FCAJシンポジウム概要】

・テーマ:ビックピクチャー・イノベーション ~大規模イノベーションの時代と日本の役割と方向~

いま世界は混とんとしています。Post-truthという現実の下、より一層不確実性の高い時代に突入しつつある中で、イノベーションのための長期的で新たな観点の獲得や実践が求められます。高度な技術能力を活用する社会規模のイノベーションへのフェーズシフトに必要な構想力や目的工学、社会的対話の方法論などを考える機会として、シンポジウムを開催致しました。

・プログラムオーナー; FCAJ事務局

・プログラム(抜粋);
①オープニング、主旨説明-紺野登(FCAJ代表理事)

②イントロダクション「ビッグピクチャー思考で変革を」-住田孝之氏(経済産業省商務流通保安審議官)

③ビデオメッセージ-レイフエドヴィンソン氏(ルンド大学教授、フューチャーセンター創設者)

④基調講演1「100年時代の人生と社会のデザインとリビングラボ」-秋山弘子氏(東京大学高齢社会総合研究機構特任教授)

⑤ダイアログ1:日本のサイエンスのビッグピクチャー

・「日本と世界の宇宙計画に見るビッグピクチャーの役割」-寺門和夫氏(一般財団法人日本宇宙フォーラム主任研究員)
・「日本の研究開発のイノベーション」-斉藤卓也氏(文部科学省研究振興局基礎研究振興課基礎研究推進室長)
・「Art Thinkingの果たす役割~Ars Electronicaへの旅~」-染谷恭子氏(元㈱博報堂フューチャーカタリスト、ONESTORY プロデューサー)

⑥基調講演2「ビッグピクチャー人材を育成するには」-前野隆司氏(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)

⑦ダイアログ2:ビッグピクチャーからの実践

・「SONYが育んだ気宇壮大プロジェクトの発想」-田村新吾氏(元ソニー㈱、日本創造学会理事長)
・「SDGs: ビッグピクチャーから事業モデルへ」-西口尚宏氏(一般社団法人Japan Innovation Network専務理事)

⑧グループダイアログ、シェアリング

今回のシンポジウムも、非常に登壇者の多いプログラムでした。
自分しか出来ないことは何だ?何のためのイノベーションなのか?持続可能な社会を目指すには?世界で最もイノベーションに適した国を目指すには?宇宙は既に見上げるものではなく、宇宙空間に身を置いて考える時代に宇宙で働くとは?Art Thinkingとは?ビックピクチャー人材とは?などなど、各分野の第一人者から日本や世界の現状紹介と共に、多くの問いが参加者に投げかけられました。グループダイアログでは、プレゼンテーションで得られた気づきをもとにディスカッションを行い、Graphic jamでアイデアをまとめました。

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FCAJ事務局 向江美緒