定例会

【2018年第3回テーマプログラム報告】日本の未来図(Future Big Picture)を描く官民共創の場とは

2018年6月25日、霞が関の中央官庁を目の前にした、SENQ霞が関にて、第3回テーマプログラムが行われました。
FCAJは、2016年度から官民フューチャーセンターをスタートし、2017年度は様々なテーマでトライアル実施してきましたが、2018年度は、そんな官民フューチャーセンターの実際の拠点として、本丸の霞ヶ関に設けたとしたらという前提でプロトタイプを構想していく時間となりました。官も民も、日々目の前の業務に追われる中、中長期的な視点で日本の未来について省庁横断でBig Pictureを描く機会や場がないのが、大きな問題となっています。今回の定例会では、課題先進国日本を自分ゴトとして捉え、企業側と省庁側の双方のニーズを踏まえながら根本的なアジェンダを一緒に議論していきました。

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【FCAJ2018第3回定例会概要】

テーマ:日本の未来図(Future Big Picture)を描く官民共創の場とは~未来志向で社会のルール/プロトコルを官民で形成する場づくり~
テーマオーナー:日本土地建物㈱、UR都市再生機構、内閣府

 

プログラム(抜粋)
FCAJ代表理事紺野登より、今年5月にデンマークコペンハーゲンにできた都市施設についての報告があった。オルタナティブな社会創りの基盤となる場所として活用されようとしているもので、官庁街のど真ん中にできているという。日本でも、官民それぞれから多様な参加者が集まり、それぞれの生の声を聴きながら、産官学で共に社会問題を解いていく場をつくれないか。今回はそのような議論の場としたい、との趣旨説明がありました。

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ポジショントーク
民の立場からテーマオーナーより、虎ノ門地区で実現したいと考えている官民の集う場、官民フューチャーセンターにかける想いや、実施していくにあたって考えられる条件など、課題意識が共有されました。その後、官の立場から、官民対話型で政策形成を実現していくことに対する課題意識、未来志向でビックピクチャーを描くことへの想いをお話しいただきました。
会場からは、民間企業の立場から、また中央官庁職員の立場から、それぞれ5名の方にショートトークをいただきました。民間企業の側から、官とのコラボレーションでやってみたいこと、中央官庁職員からは、官民フューチャーセンターの実現に期待することをお話しいただきました。

 

グループワーク
「「日本の未来図(Future Big Picture)を描く官民共創の場をいかにつくるか」をテーマに、10のグループに分かれたワークを実施しました。
ソロワークとしてワークシートへの記入ののち、個々人の関心に沿ってグループに分かれました。
2050年のビッグピクチャーを描くことをテーマにしたグループから、官民共同して考えたいテーマや問いを掘り下げるグループ、オルタナティブな社会への仕組みづくりを考えるグループなど、10のグループに分かれました。

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平日の午後の開催でしたが、企業からも、中央官庁からも、80名を超える参加者のみなさまが、忙しい業務の時間を繰り合わせてお集まりくださいました。それも協働の場(BA)への関心の高さによるものであろうと思います。官側も民側も、雑務に追われ、本来の役割を担えていないのが現実、その中でも、目指すべき未来像を共有し、折に触れて確認しあうことができるだけでも、大きな変化に繋がるように思います。

 

【Report (FCAJ事務局 BA Architect Office内原英理子)】