フューチャーセンターは、産学官民の垣根を越えて
未来のステークホルダーが集まり、仮説をつくる場です

 日々めまぐるしく変わる社会情勢と、高齢化や移民、資源枯渇や環境問題などの社会課題に対して民間企業と自治体、政府、市民ネットワークなどが連携することで、持続可能な共創型の経済・社会をつくっていこうという動きが世界中に広がっています。フューチャーセンターは、ひとつの目的のために通常の組み合わせでは生まれないような多様な観点の関係者が集う場であり、各関係者が持つ知的資本や知識資産を掛け合わせて協業し、新しい価値を生み出す機能です。
 フューチャーセンターの創始者であるレイフ・エドビンソン氏によれば、フューチャーセンターの本質は「不可能に向っていくこと」だといえます。なぜなら未来は常に動く標的であり、フューチャーセンターは周囲の世界よりちょっとだけ速く進んでいなければならないのです。それはプロトタイピングのための実験室であり、われわれが新たな洞察を得てそれを組織のシステムや未来の知的資本に関係づけていく、いわば知の増幅器です。
 イノベーションを属人的な取り組みから組織的な活動に広げるためには、フューチャーセンターのような「これまでとは異なることを明示した場」が有効です。ワークショップを行うための開かれた場である以上に、既存の概念にとらわれないような非日常で異質性があること、また、実際に社会に実装させるまでのすべての活動を支援するしくみも不可欠です。

フューチャーセンター

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