アカデミー

オープンイノベーションの実践に必要なスキルの獲得、人材育成を目的としたラーニングプログラムを実施しています。


これまでのアカデミープログラム

■2022年度:「アフターコロナ時代の”City as a Service“の構想」

渋谷QWSと連携し、インターユニバーシティによる「問いと構想」を目的とする企業人向けのリカレント・プログラムを実施。これからの都市に求められる機能、サービス、カタチを専門家の知見と“場”での活動経験から『大きな方向感』を構想することを目標としました。


■2021年度:「目的工学と都市のデザイン」
「都市」を題材に目的工学の視点から、「共創型のプロジェクトマネジメント」や、「科学技術と社会の目的共創のあり方」、「イノベーション・ディストリクトであるための目的共創コモンズという都市機能」などを考えながら、複雑なプロジェクトや社会課題を目的思考で構想する力を磨きました。


■2020年度:「目的工学実践」
「知識創造理論と目的工学の方法論」について3回シリーズで講座を行い、さらには、FCAJで作成したハンドブックを用いたワークアウト「目的工学の実践演習」を開催し、目的工学を実際に活用できるスキルを養いました。


■ 2019年度:講義・勉強会(ジェネラルエデュケーションクラス) 「アーキテクチャ(Systems Engineering)」

白坂教授(慶應義塾大学大学院システム・デザインマネジメント研究科)をお招きし、デザイン思考と並びイノベーションの基本的な方法論と位置付けられるアーキテクチャ(目的を成し遂げるための相互に作用する要素を組み合わせた関係性の構造化)の講座を実施しました。

■ 2019年度:思想(フィロソフィークラス)「イノベーションと企業の哲学 〜サーキュラーエコノミーの実践の作法〜」

日本および世界を取り巻く環境が大きく変化し、特に企業は従来のモノ文化中心のパラダイムからの変容を迫られる中、”変容後”の社会で実現しているであろうサーキュラーエコノミーにおける企業のありようを京都にて哲学的アプローチで考えました。


■ 2018年度:実技(マスタークラス)「シナリオプランニング」

不確実性の高い将来のビジネス環境における戦略策定等に有効なシナリオプランニングをFCAJアカデミーで演習。シナリオプランニングで有名なシェル本社にて実践されてきたFCAJマイスター角和教授(東京大学公共政策大学院)を講師に招き、2日間の実践プログラムを実施しました。


■ 2017年度:講義・勉強会(ジェネラルエデュケーションクラス)「FCにおけるオープンイノベーションと知的財産」

FCAJ理事の住田氏(元内閣府知的財産戦略推進事務局長)、FCAJ監事の山本氏(弁護士)、メンバー企業の富士フイルムによるクロストークで、オープンイノベーションに向けた、FCにおける知的財産のあり方について議論。FCAJ標準利用規約の作成につなげました。

■ 2017年度:思想(フィロソフィークラス)「 人類世(Anthropocene)時代のスピードフラット社会」

高い視座から社会システムを捉え新しい観点を得ることを目的に、政策研究大学院大学と共催で実施。JAXAの課題提起からはじまり、FCAJマイスター角和教授(東京大学公共政策大学院)によるファシリテートで人類世時代のスピードフラット社会のシナリオを考えました。


■ 2016年度:実技(マスタークラス)「パブリックセクターのイノベーション」

デンマークのマインドラボ(経済ビジネス省、教育省、雇用省の共同機関であるFC)からアカウントディレクターJakob氏を招きパブリックセクター・イノベーションを興すデザイン思考を取り入れたプロセスを体験しました。


■2015年度:実技(マスタークラス)「横浜ACSIプログラム」

欧州FCA共同創設者のHank氏を招き、フィンランドで毎年開催されている社会イノベーションプログラム(ACSI: Aalto Camp for Societal Innovation)を横浜を舞台に「city as a living lab」というテーマで実施しました。