都市の気候変動復元力 Urban Climate Resilience

「都市の復元力とは、持続性のために積極的に適応・変容しつつ、居住者とともに、あらゆるショックとストレスを克服して継続性を維持する、いかなる都市システムにおいても重要な能力である。」/国際連合人間居住計画

21世紀後半までには地球人口は100億人まで増加し、その約7割が都市に住むだろうと予測されています。一方で、地球温暖化などの影響は居住する人、インフラを提供する行政や企業に対して、ますます深刻なものとなるでしょう。しかし、東京を代表格としてメガ都市の多くは脆弱なデルタ地帯に発展しており、気候変動をはじめとする災害、疫病、テロリズムなど、従来の常識や対策を超えた変化や災害に対する「復元力」が大きな課題となっています。

それは単に都市のハード(インフラ)だけでなく、システム、自然環境との共生、人間やそのコミュニティの復元力(ソーシャルキャピタル)などに渡ります。FCAJでは、メンバー企業の環境や都市への取り組みを「都市の気候変動復元力」というテーマで共有し、リサーチや教育、イノベーションのための対話の場、「都市のためのデザイン思考」などの活動を行っています。

ACTION

  • プロジェクト「横浜市温暖化対策本部×FCAJ」

  • 定例会「フジクラ×日建設計:Urban Climate Resilience〜イースト東京における都市のレジリエンスを高めるための新事業とは〜」