ナレッジシェアビジット#9「社会起点の用途発想」を開催

ナレッジシェアビジット#9「社会起点の用途発想」を開催

10月25日に通算第9回目となるナレッジシェアビジットを開催し、「社会起点の用途発想」をテーマに、日本特殊陶業、島津製作所、積水化学工業、JST科学技術振興機構によるオーナーで議論しました。

前半では、主にBtoB企業の3社から、創業の歴史や、現在のコア技術と提供価値についてご紹介いただき、グループワークでは、他のFCAJメンバーとの対話を通して技術アセットの本質的な価値を紐解き、技術と社会をつなぐ共通言語(バウンダリーオブジェクト)をたくさん抽出しました。

後半では、JSTから社会や人間起点のつくりたい未来像を提示いただき、それに照らし合わせて、前半の共通言語を新しい価値や用途に昇華させるワークを行いました。

以上を通じて、機能価値や体験価値、意味的価値をつなぐ、何らかのバウンダリーオブジェクトを導出することが可能であり、そのことは新しい用途開発ストーリーにつながることが実感をもって共有されました。

 

<プログラム構成>

1. テーマトーク「共感・共創へのデザインアプローチ」:FCAJ小島マイスター

2. ①オーナープレゼン1「自社の顧客価値や技術アセットの紹介」:日本特殊陶業、島津製作所、積水化学工業

3. ②グループワークStep1 「自社アセットの本質的価値を言語化する」

4. ③オーナープレゼン2「つくりたい未来社会の提示」:JST科学技術振興機構

5. ④グループワークStep2 「未来像に照らし合わせて新しい用途や価値を発想する」

 6. グループ発表